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【新企画】ヨコスカネイビーバーガー 全店舗取材
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【横須賀】隠れた実力店「ベジシェフ」は観光ツアーの強い味方【ネイビーバーガー】

   

本記事は、神奈川県横須賀市のご当地グルメ「YOKOSUKA NAVY BURGER(ヨコスカネイビーバーガー)」を提供している飲食店をレポートするシリーズ記事。

今回は、横須賀で獲れた旬の農水産物を中心に提供する地産地消マーケット「よこすかポートマーケット」の施設内に店を構える「VEGE CHEF(ベジシェフ)」!

2013年3月13日(水)、施設の開館と共にオープンした同店は、横須賀の地場野菜を使用した切り売りピザやスープなどの軽食を販売するテイクアウト専門店。市内のフランス料理店「花野家」の姉妹店にあたり、本店のオーナーシェフである花野洋一さんが、メニュー開発も手掛けているという。

切り売りピザやフォカッチャの生地は、なんと、全て店内で手作りした自家製とのこと。

また、注文口が館内の休憩スペースと面しているため、“テイクアウト専門店”といっても、目の前のテーブル席でゆったり腰を落ち着けて食事をすることが可能だ...!

ヨコスカネイビーバーガー¥1100-

じゃーんッ!! これが「ベジシェフ」の「ヨコスカネイビーバーガー」!!

どどぉぉぉーーーんッ!!!

うひょおおおーーーッ!!!

バンズはやはり自家製で、できたてにこだわって、当日の朝に仕込んだものを、数量限定で売り切るようにしているそう。外はパリッと、中はふんわりふっかふか、な食感に焼き上げられており、小麦の風味が豊かで力強い...!

みずみずしい輪切りトマト、甘味を引き出したグリルドオニオン、フレッシュレタスの野菜3種類も、素材本来の味わいがイキイキと伝わってくる!

粗挽き牛肉を使用したパティは火入れが絶妙で、表面はカリッと香ばしく、噛み締めると肉汁がじゅわわっと溢れるジューシーさッ!!

そして、なんといっても全体のバランス感が秀抜。何が先行するでもなく、全ての具材の旨味が渾然一体となって押し寄せる美しいハーモニーに、フレンチシェフの確かな腕と技を感じさせる。大口をあけてかぶりつけば、自然と笑みがこぼれる至福の時間ッ...!!

食べ応えも満点だッ!! コーラが最高にうまいぜーッ!!

第二次世界大戦後から米海軍を通じて、様々なアメリカ文化が現在進行形で広がっている横須賀にとって、ハンバーガーは歴史的に所縁の深い食べ物であり、「ヨコスカネイビーバーガー」は一介のご当地グルメの枠を超えた、地域文化を色濃く感じられるグルメブランドとして価値が高い。

同時に、市外出身ながら“横須賀の地産地消”にも積極的に取り組む花野さんに、開店の経緯や「ヨコスカネイビーバーガー」に対するこだわりなどについて話を伺った。

▲花野さんは新潟県新発田市出身の40歳。インタビューは「花野家」の個室スペースにて。

――― 花野さんは新潟県のご出身とのことですが、まずは、横須賀の地で飲食店を開業された経緯を教えていただけますでしょうか。

花野さん:10年ほど前に、秋谷にある「葉山ホテル音羽ノ森」の料理長として勤務することになり、横須賀市に移住したのが最初のキッカケです。

――― 「葉山ホテル音羽ノ森」といえば、『ミシュランガイド』のホテル部門でも掲載常連の高級リゾートホテルですね。

花野さん:その後、2010年3月に独立して、フランス料理店「花野家」を開店しました。

――― 飲食業自体には、いつの頃から。

花野さん:高校卒業後から、現在までずっとです。専門学校で1年間学んだのち、フレンチのシェフとして様々な店舗で修業をしました。短期間ですが、ニューヨークで働いていたこともあります。

――― なぜ、フランス料理の道を選ばれたのでしょう。

花野さん:私は新潟県の田舎町で育ちましたから、10代の頃は、フランス料理がどういったものなのか、想像すらできなかったんです。だから逆に興味をかきたてられて、思い切って飛び込んでみました。

――― 確かに、フランス料理は若い世代であるほど馴染みが薄いというか、代表的な料理もぱっと思い浮かびづらいというか。

花野さん:おっしゃる通りで、たとえばイタリア料理ならばパスタやピザといった料理をすぐに連想できますが、フランス料理は複雑で分かりにくい。作り手としては、その分かりにくい文化を勉強しつつ、料理を組み立てていく楽しみを見つけたこと、お客さんに伝える喜びを知ったことが、やりがいになっています。

▲本店の「花野家」は、京急横須賀中央駅から徒歩約5分の裏路地にある。Officer以上の階級の米兵さんが、家族で優雅なディナーを楽しみにくることも多いとか。

――― 一方で「ベジシェフ」はフランス料理ではなく、イタリア料理の軽食がメインの店舗となっています。

花野さん:やはり大型施設内の店舗とあって、地元の方から観光客の方まで、子供からお年寄りまで、訪れる客層が様々ですので、老若男女に好まれるカジュアルな料理のスタイルを探しました。そこで、「カットピザ」を中心に扱ってみようと思いまして。

――― ローマの街角で切り売りされているような、庶民的な四角いピザを。

花野さん:日本ではあまり一般的ではないので、目新しさもありますからね。他のパンも含めて、イタリア料理の製法をベースにして作ることにしました。生地にデュラムセモリナ粉(※おもにパスタの原料となる小麦粉)を使用したり、ヨーロッパ産のミネラルウォーターを加えたりと、オリジナルの調合を開発するところからスタートしています。

――― すごい。

花野さん:今では「花野家」でも「ベジシェフ」で焼き上げたパンを出していて、好評をいただいています。

「よこすかポートマーケット」は施設面積1946㎡の大型施設で、地元事業者のみで出店構成されている。水産物、青果、精肉、土産物まで豊富に揃い、県内を巡る観光バスツアーでも、横須賀を代表するお買い物スポットとして人気だ。

▲「ベジシェフ」は施設のエントランス部に位置しており、暖かい季節は、ウッドデッキで潮風を感じながらの食事が心地良い...!

▲「佐島しらすと野菜のアンチョビソースピッツァ」や「ゴルゴンゾーラと地葉野菜のピッツァ」などなど、いずれも税込300円からのお手頃価格!

▲店長を務めるのは、お父様の恒一さん。

▲外観からは分かりにくいが、キッチンは意外と奥行きがあり、製パン専用の巨大なオーブンやミキサーを備えている。

――― 「ヨコスカネイビーバーガー」を、お店で取り扱おうと思った理由は何でしょう。

花野さん:せっかくおいしいパンを作ったので、おいしいお肉と、おいしい野菜を挟めば、すごくおいしいんじゃないかと思って、販売を決めました。

――― めちゃくちゃ納得です。

花野さん:あはは。

――― これは「ベジシェフ」ならではだぞ!、というポイントはありますか。

花野さん:間違いなく、自家製のバンズが一番の自慢ですね。朝早くこねて作った、できたてを毎日提供する。当たり前だけれども、その当たり前のことを確実にやっていく、というこだわりを大事にしています。

――― なるほど。

花野さん:他にも、バンズのサイズに合うように、野菜をカットする厚みを決めていたりと、「全部一緒に残さずなくなる」バランスを計算して作っています。ご当地グルメとしてレシピに複数の規定がありますから、そのルール内での最上の組み合わせができるように。そうした食材構成はフレンチの技法に通ずるものがありますので、感覚には自信を持っています。

花野さん:あとは野菜も、旬があるので通年というのは難しいですが、できるだけ地場産のモノを使用しています。

――― 施設のコンセプトも体現した、「ヨコスカネイビーバーガー」になっている。

花野さん:以前から「花野家」でも地産地消をテーマのひとつに掲げており、野菜や海の幸など、地場産の食材を優先して料理に取り入れてきました。横須賀でお店をやっているのだから、横須賀の良さをみんなに広めたい、という気持ちがあって。

――― ご当地グルメでは他にも、「よこすか海軍カレー」を販売されていますね。

花野さん:ご当地グルメを通して、横須賀の食材の魅力も伝われば嬉しいです。

▲「よこすか海軍カレー(¥1100-)」はステンレスプレート皿での提供。

▲フォン・ド・ボーを使用しているそうで、肉と野菜の旨味がたっぷりの、奥深いコクのある味わいに仕上がっているッ...!

▲大ぶりにカットされた鶏肉とニンジン、ジャガイモがゴロンゴロン!!

▲自家製パン、サラダ、福神漬け、牛乳との5点セットで、栄養バランスもばっちりだ!

――― 最後に、今後、お店でやりたいことや目標はありますか。

花野さん:横須賀は歴史もあり基地もあり、みどころの多い街ですが、実は食文化も発達している街です。その“食”に対する認知度を、もっと高めることが目標ですかね。近年は観光地として全国的な注目を集めていますし、ウチもグルメイベントなどに進んで参加して、「横須賀にはこんなにおいしいものがあるよ!」と、どんどんアピールしていきたいと思っています。

【ヨコスカネイビーバーガー 全店舗レポート まとめ記事】
ご当地グルメ「ヨコスカネイビーバーガー」 全店舗取材レポート まとめ記事

【ヨコスカネイビーバーガー 販売全店舗マップ】

【店舗情報】

VEGE CHEF(ベジシェフ)
■住所:神奈川県横須賀市新港町6 よこすかポートマーケット内
■定休日:火曜(※祝日の場合は営業)
■営業時間:10:00~19:00(※よこすかポートマーケットに準ずる)
■公式Facebook:https://www.facebook.com/vegechefyokosuka/

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