初夏の平日15時過ぎ、秋葉原の中央通りから一本入った“ジャンク通り(PCパーツ街)”とも称される裏通りの末広町駅寄り側、蔵前橋通りに抜ける手前。
2Fにメイドカフェ、「Home maid cafe & dinning HoneyHoney(ハニーハニー) 秋葉原店」が入っている、イサミヤ第8ビルの1F。
「肉汁麺ススム」へ。
先々月の4月19日(火)に新オープンしたラーメン店で、店名に冠する「肉汁麺」の専門店。
「肉汁麺」とは、肉汁溢れる醤油スープのラーメンに、醤油ベースの特製ダレで甘辛く炒めた豚肉をたんまりと乗せた、同店オリジナルラーメンとのこと。肉の量は、レベル1~MAXまで4段階が用意されている。
また、秘伝の辛味ダレを加えた「辛い肉汁麺」、数種類の新鮮野菜を加えた「野菜肉汁麺」、トッピングの豚肉をおつまみとして頂ける「肉盛皿」、といったメニューも提供。
まずは、店頭入口脇に設置された券売機で食券を購入するシステム。
オープンキッチンを囲むL字型カウンター×10席、4人掛けテーブル×2卓で計18席の店内の、最奥のカウンター席に着いた。
卓上調味料は、一味唐辛子とブラックペッパー。
そして、キュウリの漬物がセルフサービスで食べ放題だ。
肉汁麺レベルMAX¥1980-
やがて、そいつはやって来た。
来てしまったか、お前様よ。
レベルMAX専用のゴールデンなお箸と。
レベルMAX専用のゴールデンなお玉と共に。
オーダーした「肉汁麺レベルMAX」は、これぞ“MAX”の名に相応しい、肉の爆盛りマウンテンが丼上に聳え立つ。まるでその身に破壊神を宿したかのような、圧倒的ラスボス感ッ...!!
肉の量だけでも驚愕の800g。普通盛りにあたる「レベル1」が130gなので6倍強。もはやホラーの領域である。
だが、喰らいつけば頬を緩めずにはいられない。3mm幅の厚切りにした豚バラ肉は片栗粉をまぶして炒められており、熱々でやわらかくてジューシーッ!! 超濃厚な特製醤油ダレと豊潤な肉汁のダブルストリームが、ジュワワッと溢れ出すヘビー級ハピネスッ!!
ンマイッッ!!!!!
さらに「肉汁麺」にはもれなく、栃木県産のブランド玉子「那須御養卵」が1個付いてくるため・・・
黄身と白身を分けて卵黄のみをトッピングするもよし、全卵を小皿で溶いてすき焼き風に頂くのもよし!!
ンマイッッ!!!!!
もっそりと添えられた、シャキシャキの刻みネギを合間につまむと良いアクセントだ...!!
黒褐色のスープは、豚清湯をベースに本醸造こいくち醤油と昆布出汁を合わせたもので、見た目通りの超濃厚な甘辛仕立て。そこに、大量に浮かべた背脂がコクをプラス。
麺は低加水でボッキボキにハードな食感の、平打ちストレート太麺。のびにくく張りとコシを保ち、小麦の香りも力強く、肉やスープに負けない存在感を持つ。
玉子に絡めても、ンマイッッ!!!!!
しかし、800gというエクストリーム肉量である。超濃厚な味付けとジューシーさは同時に重量以上の食べ応えも感じさせ、胃袋的には余裕があっても脳神経がクラクラ朦朧として弱ってくるのだ・・・。
肉に埋もれた麺を引きずり出して、なるべくバランス良く食べ進めようとするも。
ついに結構な量の肉を残して、先に麺を食べ終えてしまった・・・。ここからまた肉だけを食べ続けるのは正直厳しい・・・。
あぁちくしょう、メニューに替玉は無いもんなぁ・・・。例えばご飯とかあれば・・・、ご飯・・・ご飯ッ!?
白飯(大盛)¥100-
ご飯、あるじゃんッ!!!
現金で追加オーダー可能、しかも大盛も特盛も無料ッ!! いえーいッ!!
オンザライスだぜいえーーーーーいッッ!!! この肉とスープの味わいに、白米が合わないワケがないッ!! バクバク喰らうぜススムくんッ!!
約45分間の死闘の末、完食。「肉汁麺レベルMAX」がスープを除き約1.28kg、「白飯(大盛)」や玉子と合わせて計約1.4kgが胃袋に収まった。
肉汁の温泉にでも浸かった気分だよ、ふっふっふ。
肉は男のロマン。ロマンティック食べるよ。
【店舗情報】
肉汁麺ススム
■住所:東京都千代田区外神田3-7-12
■公式サイト:http://susumu.me/
■公式Twitter:https://twitter.com/nikujiru_susumu
■公式Facebook:https://www.facebook.com/nikujirumensusumu/