筆者は10代前半の頃から、福本伸行氏による漫画『カイジ』や『アカギ』の大ファンである。「勝つってことは、そんな神頼みなんかじゃなく、具体的な勝算の彼方にある現実だ!」といった、作中に登場する至言の数々に影響を受けながら、人生観が形成された。
ゆえに、占いや風水の類は一切信じていない。たまに神社でおみくじを引いたり、競馬場でゲン担ぎの“勝つカレー”を食べたりはするが、あくまで「その場を楽しむイベントとして」である。方位だの配色だので金運が変わるだなんて、くだらない迷信だとしか思わない。
そんな私がなぜ、この「開運財布」を購入し愛用しているのか、本記事でご説明しよう。
販売元である「財布屋」の通販サイトを拝見したのも、例の“札束風呂”の雑誌広告を眺めるような、イロモノ見たさというか、好奇の眼差しを向けてのものだった。
だがここで開運どうこうは問題ではなく、注目すべきポイントは、財布そのもののクオリティと機能性である。
製造を手掛けているのは、昭和34年創業の「株式会社美吉屋」。半世紀以上に渡って皮革製品を扱う老舗メーカーで、創業時から日本人職人の手作りによる純国内生産に、一貫してこだわっているという。
2002年に立ち上げられた自社ECショップ「財布屋」の商品も同様で、そもそもが開運グッズの専門店ではなく、革財布の専門店なのだ。
そして、目に留めたのが「無理せず貯まる小銭入れ」シリーズの商品。
購入する段階では、「ブラック色の牛革財布ならば、ごく一般的な価格(税込¥4320-)だし、変なブツが届いてもダメージは小さいな・・・」だなんて、まだまだ超懐疑的な姿勢を崩さなかったのだが。
ところがぎっちょん! こいつが、とっても優等生!
パカッ
じゃじゃーんッ!!
おおー、カッコイイ!!
丁寧な縫製による、頑丈でしっかりとしたつくり。
本革ならではのナチュラルな風合い、なめらかな手触り。
ジーッ
内生地は渋いゴールド色。L字ファスナーのため、ガパッと大きく開いて中身が見やすく、かつ、マチも広いので収納力抜群。
3つのポケットに加えて、2つのカード収納ポケットも備わっており、非常に使い勝手が良い。
・・・たとえば、423円や967円のお会計に対して、小銭を何枚も見つけ出すのが面倒で、つい500円玉や1000円札で支払ってしまうことはないだろうか。それを続けた結果、地味に1円玉や5円玉がたまり続けて、財布がジャラジャラと重くなってしまった経験は。
この財布ならば、硬貨の種類別に分けて入れられるので、1円単位のお会計にも迅速に手が動く。
1円玉と5円玉が減って、10円玉や100円玉が増えてしまったら、ポケットごとの配分を変更して入れなおす。これを繰り返していれば、「硬貨の枚数が常に最適化された状態」になる。
また、カード収納ポケットは外側にも1つ付いているので、合計3つある。
交通系ICカードなりクレジットカードなり、会員カードなりレシートなり、クーポン券なり自宅の鍵なり、こちらも何をどう入れるかは、用途に応じて自由自在だ。
これだけ機能性に優れていながら、スマートフォンよりも小さい、片手にスッポリと収まるコンパクトサイズな点もいい。
ちょっと家の前のコンビニまで、にとどまらず、ツーリングやサイクリングの際など、極力荷物を減らしたい場面で大いに頼りになる。
「自分が所有する現金を正確に把握し、支払い時の無駄をなくす」ことが、お金の貯まりやすさに繋がる、というのならば理に適っている。
あとは実際に使用してみて分かったが、どうしても「お金が貯まる財布」という先入観を植え付けられているため、「無駄遣いを減らそう」という意識も自然と働いてしまうのだ。
・・・そうか、これが金運アップの正体と見た。
まあ言ってしまえば、べつに「開運」の信憑性に対してギャーギャー騒がなくても、縁起を担ぐこと自体に損はないのよな。
しかして、どれもこれも高品質と利便性が保証された財布なのだと考えると、他の姉妹商品にも俄然興味が湧いてくる...!
同「無理せず貯まる小銭入れ」シリーズは、牛革の色違い商品や、サメ革や象革などの素材でも展開されていたり。
「レジさっと」シリーズという、紙幣と硬貨の取り出しに特化した長財布があったり。
「厄除け七福財布」シリーズだったり。
「白蛇財布」シリーズだったり。
「金の財布」シリーズなんてのもある。
さらに、オマケが付いてくることも。
「開運狛犬阿吽キーホルダー」だったり。
あらかわいい。
「金の巳様開運根付」だったり。
あらかわいい。
「御縁かえる」だったり。
2万円以上購入すると、なんと本革製(牛革)の小銭入れが無料プレゼントされちゃったりと、特典アイテムも多彩だ。
ちなみに1万円以上購入すると、もれなく送料無料となる。
近年、伝統工芸がアニメとコラボレーションして作品を発表するケースが増えているが、付加価値を加えて本来の魅力をプロモーションするという意味では、「開運」のジャンルは遥かに歴史が古いのかもしれない。
「自分を救うのは、自分だけっ・・・!」とカイジが言っていたから、筆者もちょっぴり自分を救うために、この「開運財布」を「利用」することにした。
神頼みなんかじゃなく、現実的な商品価値を自分でちゃんと見定めたから、ね。
※本記事に掲載したキャプチャー画像は、全て公式サイトからの引用です。
■公式通販サイト:縁起がいいだけではありません。あなたを幸せにする財布「財布屋」